Ishida Blog 家づくりブログ

2020.09.17.Thu

これからは当たり前!?気候変動リスクに備えた災害対策にはあれを!?

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皆さま、こんにちは。
先日の過去最強クラスと言われた台風10号は九州の西の海上を強い勢力で北上し、日本海へと抜けました。大型で非常に強い台風により建物被害や停電、けが人も出ていたりと被害・影響が相次ぎました。
このたびの台風10号で被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
今回は想定していたより甚大な被害に及ばなかったものの、記録的な暴風となりました。今後も記録的な大雨や土砂崩れ、河川の氾濫の恐れがあると警告しています。各地で引き続き注意が必要です。

さて、台風が日本に接近してくると、各メディアは台風情報やそれに伴い一般家庭における様々な台風・災害に備えた対策が呼びかけられています。
どの情報も効果がある対策だと言えますが、想定外が起きてしまった時の住宅被害を最小限に抑えれる適切な対策が必要になってきています。
特にこれから来る台風、今年は台風の接近・上陸が多いかもしれないと言われています。
台風や強風によって引き起こされることが多い代表的な住宅被害で、気をつけなければならないのが窓ガラス。
そこで、今回は一般家庭における暴風・台風対策で注目されているのが窓に設置するシャターについてお伝えしていきます。

 

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LIXIL リフォームシャッター 標準タイプ

 

▮窓シャッターとは


窓を雨や風から守る雨戸。かつてはよく目にしていた「雨戸」ですが、最近の住宅は雨戸を設置していない住宅も増えてきました。
近年の新築住宅ではアルミや鋼板製のシャッター(雨戸シャッター)が主流となっており、雨戸の現代版ともいえるのが「窓シャッター」。
お住いの窓の外側から守るシャッターで雨戸との大きな違いは引き戸タイプではなく上下に開閉する巻き上げ式のタイプであること。
比較的簡単に後付けできるリフォーム向けの商品も充実してきており取り入れやすくなってきています。
また、昔に比べてカラーバリエーションが豊富で、外観に合わせて色やデザインが選べることができ、様々な住まいに洗練された空間づくりをサポートします。

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引用:LIXILホームページより 

 

▮シャッターの操作方法と種類


【操作方法】
●電動式

メーカーや商品で操作方法は異なりますが、スイッチやリモコンで離れた場所から遠隔で簡単に操作ができるタイプ。費用が高額になりますが、窓ガラスを開けなくてもシャッターを開閉できることがメリットです。

●手動式

手で開け閉めするタイプ。手で開け閉めの際の手間がかかるというデメリットはありますが、機能がシンプルなのと本体の価格や設置する費用が安く済むことが最大のメリットです。

【形状種類】

●クローズタイプ

通風採光用の穴がなく、シャッターを閉めると窓が完全に覆われるタイプ。遮光や目隠しによるプライバシーの保護、そして窓ガラスの保護に適しています。
ただ、シャッターを閉めてしまうと採光や通風ができないので注意が必要です。

●スリットタイプ

スリットと呼ばれる小さい通気孔がある形状のシャッター。夏に遮熱対策しつつ、ほどよい自然光や、風通しの良さをしっかり確保することが可能です。

●ブラインドタイプ

ブラインドのように羽根の角度を調整して開閉するタイプ。羽根を開閉させることにより、採光や通風が細かく調整することができます。

 

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▮シャッターを取付けるメリット・デメリット

 

【窓シャッターのメリット
●防雨・防風

窓シャッターが最大限に発揮されるのが、大雨のときや強風・台風による窓ガラスの汚れや飛来物で窓ガラスの破損から窓を守ってくれます。
台風や強風に備えるならシャッターが有効です。

●防犯

侵入窃盗の大半が窓からの侵入といわれています。夜間や不在時に窓シャッターを閉めておくことで強固な防犯対策につながります。

●防音

最近の窓ガラスは遮音性の高いものが多いですが、シャッターを設けることで外からの騒音を軽減、防音性も高まることで防音対策効果がさらにアップ。
静かな暮らしが期待できるといえるでしょう。

●遮熱・遮光

窓シャッターを閉めるだけで日光を遮光する効果があります。ただ完全に日光が遮光されてしまうと、昼間でも部屋が暗くなってしまうので、閉めてもある程度光が入り込む採風タイプのシャッターがあるので、そちらをおススメします。
また、熱も逃がさないことも出来るので、夏場は太陽光が入らず熱も遮断されるためエアコンの効果が高まり、冬場は結露を低減し、冷気の侵入を防ぐ役割があり、一年中快適&省エネにもつながります。

【窓シャッターのデメリット】
●開閉が面倒

手動タイプのシャッターは、毎日の開閉は面倒となり結局窓シャッター開けた状態…となってしまう可能性があります。
シャッターが空いた状態では防犯抑止効果は低いと言えます。

●コストがかかる

メリットばかりの「窓シャッター」ですが、窓シャッターのデメリットとなるとやはりコストがかかることだと思います。
雨戸の入れ替えと雨戸をシャッターにする場合を比較すると、雨戸の入れ替えの方が安くなります。
窓シャッターの交換では、8万円から15万円程度になりますが、デザイン性の高いものなどを選択すると価格が高くなる場合があります。

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引用:LIXIL ホームページより

 

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▮シャッターの取付方法


●スピード工事

窓シャッターは、既存の窓に外壁から簡単に取り付けます。
1窓あたりの施工時間は半日から1日の簡単施行で、住まいの安心・快適性を向上させることが出来ます。

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●多様な納まりに対応

最近ではリフォームでの需要は高まり、雨戸からシャッターに取替えを希望する方も増え、比較的簡単に設置できる後付けシャッターも注目されています。
構造のおさまりなど工夫によって、従来では取り付けが難しかった既存窓の位置や条件でも設置することができるタイプを揃えている。
たとえば隅が狭い場合やボックスなどがつけられないところなどにも設置可能で、より多様に対応することができます。

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▮おわりに

 

ここまで、窓シャッターについてご紹介してきましたが、お住まいに窓シャッターがない方、取付のご検討されている方も設置するか否かについても意見が分かれるところですが、今後は窓シャッターが住まいのマストアイテムとなってくることと思います。
しっかりと対策をしておけば、被害も最小限に済ませることができますので、あとで後悔しないためにも今一度ご検討してみてはいかがでしょうか!!

 


 

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